2020
17
12月.
管体割れ
今年も残り2週間!早いですね。
今週は突然の真冬の寒さ。工房内も換気をしつつなので、寒くて困ったものです😣
寒くなると管体割れの心配が増しますね~。
割れ修理の方法は、アロンアルファ201を流す事が一般的かと思いますが、
繰り返す割れや、ジョイント部近くの割れなどには、カーボンを巻き付けることもあります。
必要に応じて1筋~5筋程度巻き付けていきます。(画像は2本巻いてあります)
ただ巻けばいいという事はもちろんなく、割れ具合に対して、どの位置に巻くのか、
カーボンリングの幅や深さはどの程度必要か、そもそも硬化剤がしっかりと含侵して
いないと、巻いてあるだけの芋カーボンで強度は出ません。
画像はB♭クラリネットですが、E♭やAクラリネット、アルトやバスクラリネット、オーボエなどに設置実績あります。
繰り返す管体割れにお困りの方、一度ご相談ください👍
by めだか