あけましておめでとうございます。
今年もミルズをよろしくお願いします。
新年最初の記事は華やかな女性4人組の登場です。
ある日、会社近くのイオンに昼飯を食べに行ったら
なんとクラリネット4重奏の生演奏をしているではないですか!
ですが就業時間中だった為、そそくさと帰社しました。
すると電話が・・・
なんと、その生演奏をしていた「Mpingo」(ムピンゴ)の方からでした!
どうやら楽器を落としてしまったらしく、キイが動かなくなったとのこと!!
弊社からイオンまで徒歩3分位ですが本番前にバタバタするのはさけたいと・・・
とりあえず最小限の工具だけ持って様子を身に行ってみると
これが結構激しいキイの曲がり方を・・・
次のステージまで1時間ということなので
一度会社に持ち帰り、応急処置をしてお届けしました。
自分が直した直後の楽器での演奏を聴く機会もなかなかないので
会場の後ろの方で見守らせていただきました。
無事に演奏できていたようなので安心しました。
こんな突発的な出来事から
色々な人たちとのつながりが出来ていくのって
ステキですね。
Mpingoの方々には本番後のお疲れの中
弊社まで見学にきていただきました。
ありがとうございました。
Mpingoさんのブログとメンバーの松浦千恵さんのブログでも
今回のことが書かれているので、そちらもぜひ!!
Mpingoブログ
http://mpingo.jugem.jp/?eid=35
Mpingoメンバー 松浦千恵さんのブログ
http://ameblo.jp/duke714/entry-11748545619.html
久々のミルズネタです☆
先日、とある中学校で管打楽器メンテナンス講習会をやりました!
その様子をお届けしようと思います。
☆打楽器☆
打楽器修理担当者による講習会でした!
実際に触りながら学んでいきます☆
☆金管楽器☆
金管楽器修理担当者による講習会。
トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、ホルンを1台ずつ説明した様子。
生徒さん達の表情も真剣そのもの!
☆木管楽器☆
今回、実は私が担当させて頂きました!
普段使っている楽器を持ってきてもらって、ケースから楽器を取り出すところからスタート!
基本的な楽器の扱い方からお手入れの仕方、特に注意して欲しいことなどをお話しました。
すごい素直な生徒さん達で疑問に思ったことはその場で質問を沢山してくれました!
普段からわからないこと、困っていることを少しでも解決できたかな?
積極的に講習会に参加してもらえて、私も気合が入りましたし嬉しかった!
これを機に楽器を大切に扱ってもらえるといいなと思いました☆
みなさんもメンテナンス等しっかりして、楽器は大切に扱ってくださいね☆
という私は高校生の時、オイルを一度も注したことのない学生でした(–;
↑ダメダメです。
この講習会で勉強させてもらう事が多かった、千茨城県民しおでした♪
通勤中に最近香る「金木犀」。ミルズの駐輪場にも植えてあります!
いい匂いですよね。季節を感じます!ミルズの金木犀は今が満開です♪
さて、今回はフルート、ピッコロの修理をする上で使用する工具を紹介します。
下記写真がその一部。
ドライバー、ペンチ類、ハンマー、バーナーなどなど。
意外と多い?それとも少ないと感じられたでしょうか?
これらの工具、ほとんどが自分たちで修理用に仕立てています。
…ここで問題です。
上記の写真の中に間違って写ってしまっているものがあります。
発見してみてください☆
全体的な写真だけだとちょっとわかりにくいなぁ…
ということでペンチ類とヘラ類をピックアップしてみました!
「ペンチ類」
人により違いますが、とりあえずこういう物を使用しています!
それぞれ使い道があり、「この修理専用!」というのも2本ありますね。
これも使いやすいように、楽器用にと仕立て直してます。
次に「ヘラ類」
「こんなにあるの?!」
という感じですが、これでも一部。
フルート(アルト、バスフルートなど含む)、ピッコロに使用します!
ヘラは自分で作ったりもしますね。学生の時もひたすら作った記憶があります(^^;
この中でも最近増えたのは、何枚ものヘラが扇状に広がっているもの。
ピッコロにはもちろん、オーボエにも使用。
いろんな大きさのタンポに合わせ使い分けていきます☆
さ。最後に間違い探しの応えです!発見できましたか?!
写真が小さくてわかりにくかったとは思いますが…。
正解はこちら!!
何かわかりますか??
これ、「耳かき」なんですね。めだか先輩の愛用品です(笑)
とてもよく取れるそうなので、気になったかたは是非!
よくいつの間にかにめだか先輩に工具を自分のものにされている…千茨城県民しおでした♪
こんにちは☆
徐々に秋の気配を感じる今日この頃ですが、夏は楽しめましたか??
温度差が激しくなったりするので、体調管理はしっかりとです!
今回はフルートのタンポについて触れたいと思います。
最初に「タンポ」って?
簡単に言うとトーンホールを塞いで音を変えていく役目のあるものです。
このタンポ、消耗品なんですね。
そこで、今回タンポ交換の目安になるものを紹介していきます!
まずは「劣化してしまっているタンポ」
色が変わり、カチカチになってしまっている状態。
タンポ調整が出来ない状態なので交換となってしまいます。
「破れてしまっているタンポ」
そのまんまですね。黄色い皮が破れてしまっている状態。
きちんとトーンホールを塞ぐことが出来ず、息漏れの原因となります。
「虫喰いタンポ」
タンポが虫に喰われてしまっている状態。
喰われると写真のような状態となります。これは「カツオブシムシ」の仕業。
洋服などを喰っているのはこいつです!
ひどいものだと卵がくっついていたりします。
虫喰いが発見されたら全部のタンポを交換(全タンポ交換)!!
まだ喰われていないタンポに虫がひそんでいたりすると、喰われてしまう為ですね。
管体もきれいに洗い、ケース自体も消毒します。
上のようなタンポの状態の場合、まずは担当リペアマンにご相談ください。
全タンポ交換が必要なのか?少しのタンポ交換(部分タンポ交換)で済むのか?
その場でお見積もり致します☆
以上、夏の終わりの海を眺めに行きたい千茨城県民しおでした♪
こんにちは!
関東は梅雨明けをしましたね。これから夏本番☆
吹奏楽コンクールも早いところでは予選が始まっているのでしょうか?
さて。今回は「サックス」のお話。
先日、あるお客様からご依頼がありちょっとした改造(?)を行いました。
これをとある部分に取り付けた訳ですが…皆様予想つきますでしょうか?
↓これ。
なんだこれ?!という感じですよね?
これはF#キィに取り付け、とある部分のキィバランスを狂いにくくしている訳ですね。
ちなみに取り付けた写真はこちら↓
こんな感じになりました!
今回、お客様の事情により作成し取り付けさせていただきました。
通常は取り付けなくても大丈夫です。
お客様のニーズに合わせ、木管・金管問わず改造を行っております。
是非、各パート担当者にご相談ください!
…今回、ブログへ載せる事を快く承諾してくださいましたお客様に心から御礼申し上げます。
高校野球も始まり、毎日こっそり千葉県大会の試合結果をチェックしてる千茨城県民しおでした♪
更新が滞ってしまい、申し訳ございませんm(__)m
早いもので5月も中旬!5月病にはなっていませんか??
今回からちょっとシリーズ編?でフルートを紹介していこうと思います。
修理に持って行くタイミングや楽器自体の構造など知って頂きたいなぁと思い少しずつ紹介していきます。
初回は「頭部管」について触れようかなと。
↑頭部管です。音を出す大事な部分ですね。
楽器の機種により材質などが変わってきます。「洋銀製」「銀製」を使っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
さて。ところで「頭部管の中」って気になった事ありませんか?
そこで、分解をしてみました!こちらです!
上にあるのが「頭部管本体」。下の左から「反射板」、「ヘッドコルク」、「ネジ座金(ナット)」、「クラウン(ヘッドキャップ)」。
フルート吹きの方でしたら「反射板」と「ヘッドコルク」という単語はどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
重要なのは反射板は位置。位置がずれてしまうと音程・響きなどに影響が出てきてしまいます。
ずれてしまうのは「ヘッドコルク」がやせ細っていってしまうからなんですね。ずれてしまったら交換時期です!
楽器屋さんに持っていって替えてもらいましょう。
ちなみに…クラウンを回している方いませんか?コルクの位置がずれる原因にもなるのでやめましょう!
では…「自分ではどうやってチェックしたらいいの?」
そう思ったあなた!普段、片付けている時に何気なく使っている「お掃除棒」。
ガーゼを通さない方に注目してみましょう!
↑ここらへん
写真だとわかりずらいですが、「線」が入っているんですね。
それを頭部管の中に入れ、反射板に当たったところで唄口を覗いてみましょう!
「線」が唄口の真ん中にあればOK!!ずれていたらNG。
OK!!
NG!!
ちなみに、中に入っている「ヘッドコルク」の交換前と交換後はこちら!
左が交換前に入っていたもの。右が新しいコルク。大きさが違うのは一目瞭然です。
「位置がずれているな〜」と思ったら、楽器屋さんに持って行きリペアマンに交換してもらってくださいね☆
大切な楽器のメンテナンス時期です♪
次回は…何について触れるか未定です(>_<)
まだ夏ではないのに夏バテ気味の千茨城県民しおでした☆
こんにちは♪
卒業シーズンですね。うちに来ている研修生も先日無事、卒業したようです。
これから地獄の希望に満ちた生活の始まりですね☆
今回は「クラリネットの割れ、欠け修理」について書いてみようかと思います。
クラ、オーボエ、ピッコロ吹きで経験のある方はいるはず・・・。
ケースを開けたら割れてた!とか落としてジョイント部分が欠けちゃった!とか。
例えばこんな欠け↓
見事に欠けちゃってます。トーンホールまで(T-T)
これを直していきます!
接着剤やらを駆使し・・・
仕上がりはこんな感じ!!
元通りです♪
ちなみに最終仕上がりはジョイントリングをつけて
修理完了!!
一瞬やばい!と思っても諦めずにリペアマンに相談してみてください。
楽器は高価なものですしね。
今回はわかりやすい「欠け修理」をお送りしました~☆
先日、母校(高校)の部活の合宿中にお邪魔し、年を感じた千茨城県民しおでした♪
こんにちは!暦の上ではもう春ですね♪
もうすぐ花粉症の季節。今から対策しなければ!と思っています。
今回は、木管楽器の「磨き」についてお話しようかと思います。
その中でもフルートとクラリネットをご紹介します!
使い続けて何年か経つと楽器が黒ずんできたりしていませんか?
上のような状況ですね。銀メッキの部分の変色が見られます。
これは空気に触れることにより化学変化を起こして変色するとかしないとか…。
さて、この楽器達を磨き剤を使用してきれいにしていきます。
フルートの管体を高速で(?)磨いている様子です↑
やわらかい布を使い、隅々まで丁寧に磨いていきます。
こうして磨きあがったのがこれ!!
磨く前の写真と見比べてみてください☆
ぴかぴかになりました!!
「管楽器の修理写真」に、もっと黒くなっているフルートの磨き写真がありますので、
是非、そちらもご覧ください。
楽器ばかり磨いていないで自分磨きもしたい、千茨城県民しおがお送りしました♪